封切り早々見に行ったので、今回は、この話を。
ドラえもんは、国民の多くが知っていて、そのストーリーを生かした作品で、子ども達だけでなく、大人がみても楽しい。
特にSTAND BY MEは、昭和の懐かしい情景や子供の頃、そして親の目線など、複眼的にそれぞれの世界に浸れるので、大人の方が堪能できると思いました。
今回は、原作でも好きだった『おばあちゃんのおもいで』が中心になっている。
ネタバレになってしまわないように良さを伝えるのはなかなか難しい(笑)
ので、少しだけ。
のび太は、大好きな静香ちゃんとの結婚式で、あろうことか、逃亡。
相変わらず、というか輪をかけて情けない感じからのスタートだが、ドラえもんは常に寄り添ってくれてるし、ジャイアンはいいやつだし、スネ夫が思ったより支えてくれてるし、そしてしずかちゃんは美人なだけでなく、しっかりしているし。
こんな仲間に子どもの頃から恵まれたのび太の人生は、とても良いと思う。
子どもの頃に少しだけ戻りたい。タイムマシーンがほしい・・
また、今回は家族に焦点が。パパとママが、のび太の生まれた時に何を願ったのか。
父や母を想い、自分が親になったときのことを思い出す。
そして、おばあちゃん。
幼稚園の頃亡くなったのに、小学生ののび太がタイムマシンでやってきても、疑いなく受け入れる優しさと大らかさ。
「おばあちゃんは、ここで待っているから」
この台詞を聞きながら、祖父母を思い出した。会いたいよね。。
また、途中で出てくる伏線は、クライマックスに向けてどんどん回収される。
それもよかった。
何より、記憶に残ったのは、のび太が小さい頃から大好きだったぬいぐるみのクマ。
子どもの頃からの思い出をつなぐ、そんな大切なものが、いつまでもあるっていいなぁ。
最後に、エンディングの歌も、ストーリーに合ってて、良い唄だったよ。