愉快な物語、面白い歴史、推理小説などのblog

どうせ見るなら・読むなら心から楽しくなる、未来が明るい物話がいい。そして時々コアな話も。そんな話を子どもたちや友人に紹介したい。司馬遼太郎と宮崎駿のファンが、そんなことを思いつつ好きな作品の感想などを述べてます。

『大河への道』(2022年映画)

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『大河への道』 

誰もが知っている、でも詳しいことは知らない、伊能忠敬とそのチームの地図作りにかける生き様。

 

もともと歴史好き、地図好きでもあったので、伊野忠敬の偉業と地図の素晴らしさについてはよく理解しているつもりでいた。好きでよく見ていたブラタモリでも時折名前は出てきていたし。

それと、『大日本沿輿地全図』が実は忠敬の死後に完成したということも。

しかし、「弟子がその後も頑張って完成させたんだなぁ」くらいの想像しかしておらず、彼の死後の地図作りがこれほど大変だったのかということは改めて映画で魅せられた次第だ。

 

映画は、現代と江戸時代を役者が二役で演じるという構成だが、やはり中井貴一橋爪功をはじめとする俳優のうまさが光っていた。それと、北川景子の美しさ。

 

最近いい映画ないなぁ、と思っている方や、歴史を楽しく勉強した子どもたちにはオススメです。