『ゴーストブック おばけずかん』 (監督は山崎貴)
願いが叶うおばけずかんにお願いすると・・ おばけが出てくる?
小学生男子3人が叶えたかった願いとは!
感想は「夏休みの子ども映画!子どもたちとみんなで観れて、面白かったです!」です(笑)
夏休みに入り、こどもたちと映画を見よう、でも何をみようかな?と思っていた時、以前予告編を見ておもしろそうだと感じた、おばけずかんに行くことにした。
入りは何となく、少し前の子ども向けのハリウッド映画ぽい感じ(夜中に訪ねてくるものと、古本屋の雰囲気)と日本映画(学校の日常のシーンから始まる)がミックスした感じだなと思った。
けれど、子役みんな含めて演者の演技がうまいことと、山崎監督の脚本がよかったからだと思うが、どんどん話に引き込まれていった。
映画には、図鑑坊たちオリジナルの妖怪と、百目たち伝統的な妖怪(笑)とが一緒に出てきていたが、日本の妖怪ぽい、人間くさい憎めないキャラクターが魅力的だった。
筋としてはジュブナイルだが、おばけの世界に行くとセットもその世界の言葉も変わっており、観てる側としても、不思議な世界に来た感じがした。特におばけたちのVFXの出来がよく、素直にその世界に浸れた。
それと、星野源の主題歌がよかった。いわゆる「キャッチー」な歌。
エンディングで『おばけが出るぞ』のフレーズが繰り返し流れて印象に残る。なので、そのフレーズを繰り返しながら、子どもたちと帰路に着いたのは良い思い出。
正式な題名は「異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)」。
そして改めて、山崎貴監督は、やっぱいい監督だなぁと思った。
子どもたちに向けて、面白い作品を撮れる。憧れですね。
「ALWAYS三丁目の夕日」で初めて知って良いなと思ったが、その後も「STAND BY ME ドラえもん」や「ルパン三世 THE FIRST」など、家族でいつも楽しませてもらってます。
最後に、これは子どもたちが観て楽しい映画ですが、大人も楽しめる映画だと思います。
夏休みに、何か面白い映画を見たいなあと思っている方、子どもたちと行きたい映画を探している方には、オススメです。