愉快な物語、面白い歴史、推理小説などのblog

どうせ見るなら・読むなら心から楽しくなる、未来が明るい物話がいい。そして時々コアな話も。そんな話を子どもたちや友人に紹介したい。司馬遼太郎と宮崎駿のファンが、そんなことを思いつつ好きな作品の感想などを述べてます。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雲のように 風のように

1990年3月21日に日本テレビ系で放映されたアニメ。 酒見賢一氏の『後宮小説』が原作。 佐野量子がタイトルと同じ、作風にぴったりなエンディングソングを歌っていて、それがアンニュイで、物語が終わった後の余韻も感じ、印象的であった。 ストーリー…

『明治の若者の気分(坂の上の雲連載予告)』と『京の味はおけら詣りで』など(司馬遼太郎が考えたこと3 より)

共に全く異なるようなエッセイが記憶に残っている。 『明治の若者の気分(坂の上の雲連載予告)』は、名作『坂の上の雲』を新聞紙上に連載する前のひと語りだ。 小説を構想していると、一つの情景があるようだ。正岡子規から話は始まる。 日本の短歌、俳句と…